青森高等学校同窓会

総会・懇親会

青森高校同窓会懇親会ご挨拶

同窓生の皆様、今晩は!私は昭和44年卒業、青高19回生の沼田廣です。

今回は、昨年同様、通常開催ということで、このように5百名を超えるご参加をいただき心より感謝申し上げます。

同窓会では、この懇親会の開催のほか、同窓会報の発行、ホームページでの情報発信、会員名簿の管理、在校生への同窓生を講師とする講演会の開催、在校生の海外研修への助成などを行っています。今後とも同窓会活動へのご理解とご協力をお願い申し上げます。

さて、旧制時代からの全回期の卒業生が一堂に会するこの同窓会懇親会は、昭和50(1975)年に青高1回生が当番幹事を引き受け、同窓会の前売り券販売方式を始めてから今年でちょうど50年目になります。「青森高校100年史」によりますと当時の校長であった正井寛三先生が同窓会副会長、PTA会長、青高第1回生代表の元青森市長佐々木誠造氏にこの方式を提案し、第1回生がこれを快諾して始まりました。また、担当した第1回生が後厄の43歳であったことから懇親会担当という大役を成功裏に切り抜けることによって厄払いするという意味を持たせたようです。

その後、毎年、当番の回期生は、卒業後一度は皆で力を合わせて母校のために汗を流すというのが伝統になって今日まで50年間も続いているわけです。青森高校の綱領「和協責任」をまさに体現していると思います。

また、今回の50回生代表幹事の千葉泰浩さんは東京在住ですので、しょっちゅう青森に戻れません。そこで、打ち合わせや会議はズームやメール、ライン等インターネットを駆使してこれまで準備を進めてきました。これから当番幹事にあたる回期で代表が県外在住でも創意工夫をすればやれるということを50回生が見事に示してくれました。さらに浅利和宏実行委員長はじめ50回生実行委員の皆様のご尽力に改めて感謝申し上げます。

この後、時間の許す限り恩師、旧友との懐かしくも楽しいひと時をお過ごしください。
本日は、ご参加いただき有難うございました。

令和6(2024)年8月10日
青森高校同窓会 会長 沼田 廣